
2022年10月4日に産官学連携委員会定期会合が開催されました。これは、日本循環器協会産官学連携委員会(坂田泰史委員長:大阪大学)が主催する賛助会員企業を対象とした交流会・勉強会です。
今回のテーマは「脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業(以下、モデル事業)」。
2020年10月に閣議決定された循環器病対策推進基本計画では、「保健、医療及び福祉に係るサービスの提供体制の充実」として患者を中心とした包括的な支援体制の構築を求めています。しかしながら、現状の枠組みでは十分な患者支援ができていないことが大きな課題であり、これを克服するために全国で12の医療機関が指定され、「脳卒中・心臓病等総合支援センター」が設置された新たな事業が、モデル事業と呼ばれています。
今回の定例会合では6月にモデル事業として採択された熊本大学病院を先行的事例として、熊本大学循環器内科教授である辻田賢一先生に講演をいただきました。本ページでは辻田先生のご厚意により、実際に講演で使用されたスライドを提供いただき、医療者限定ページにて紹介いたします。
*モデル事業に採択された医療機関(https://www.mhlw.go.jp/content/000948246.pdf)
(28自治体32病院からの応募があり12医療機関が採択された)
1 宮城県 東北大学病院
2 茨城県 筑波大学病院
3 栃木県 獨協医科大学病院
自治医科大学病院
4 富山県 富山大学病院
5 三重県 三重大学病院
6 京都府 京都府立医大病院
京都大学病院
7 徳島県 徳島大学病院
8 香川県 香川大学病院
9 福岡県 国立病院機構九州医療センター
10 熊本県 熊本大学病院